感染した根の治療

冬本番の寒さが続き布団から出るのが一苦労な毎日です。



今回は上の奥歯の根管治療のお話です。


先ずは術前のレントゲン写真です。

上の奥歯には3本の大きな根があり、その根の中に4〜5本の根管が存在します。


神経を取ると簡単に言われますが、実際はとても大変な作業です。


メインの根管はある程度肉眼で確認することができますが

サブの根管は複雑な歯の形態により隠れていることが多いのです。


こんな感じで隠れた根管を地道に探しだし、取りきれていない感染物質を除去していく必要があります。


それを行うためにはラバーダムは必須で、そこに顕微鏡が有ると治療の精度は大きく向上します。


今回の術直後のレントゲン写真です。

未処置の根管を見つけ出し、中を拡大洗浄して膿みや出血の無いことを確認して薬を詰めます。


術後4ヶ月後のレントゲン写真です。

根の先の黒く透けていた部分が小さくなってきてくれています。


膿んでいた部分が骨へと変わっていくには個人差もありますが年単位で変化していきます。


今後も経過を確認させて頂けたらと思います。


また、折角治ってきても虫歯にしてしまうと再感染が起きてしまうので

日々のお掃除を頑張って頂けたら幸いです。


今回も長い時間お疲れさまでした。


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